平成27年度基本方針
スローガン:『共感、共鳴、共動』~五感の成長が、飛躍の道しるべ~
昨年秋から続いた原油相場の急激な下落は、原料原価の逓減を実現し、製品単価の原価率改善を期待させ、デフレ脱却を目指す日本経済に一服の清涼感と一縷の希望を感じさせました。しかしそれも物価上昇率2%を目標とし、その実現をめざす日銀の大胆な金融緩和による市場介入から、為替相場は急速な円安となり、その影響は運輸原価へと反転し原料単価の再上昇を誕生させてしまいました。
原油相場の下落から生み出された含み益が、国内投資へ還流され実体経済が活性化していくだろうという期待はきれいに飲み込まれてしまいました。
上記のそれぞれ違う思惑を持った動きが一つずつ起こっていれば、個別に対策を立て確実に対応ができたでしょう。しかしながら、こういった事が同時期に起きてしまうのが、経済が生きている証拠であり、これこそが先の見えない世の中を象徴しております。
4年の歳月を経た今も、被災地の現状は震災以前の町並みには程遠く、未だ仮設住宅での不便な生活を余儀なくされている方々が数多くいらっしゃいます。
日本政府も決して無策ではなく、エネルギー政策を含め震災復興とデフレ脱却を織り交ぜた発展的成長政策を繰り出していますが、私たちの生活や事業所の経営活動に対して、手ごたえを確かに感じられる状況ではないのが現状でもあります。
思っていても実感できない方策、一生懸命取り組んでも届かない行動、常に経済の時流や金融のトレンドに対しアンテナを高く立てていても、実体経済に反映できるとは限らないのが我々の挑んでいる活動ではないでしょうか。
日本経済や市場の流れを観測するマクロ経済と私達の生活に目線を落として観測するミクロ経済のバランスを見届けつつ、事業所の発展と、地域経済の発展に寄与するためには、間違った判断や間違った努力による非効率的な経済活動を無くしていき、五感のすべてを使い、自分自身の能(脳)をフル回転させ、日々を過ごしていくことが大きな課題と考えております。
経営者としての資質向上のため、五感を成長させていく鍛錬の場として、我々の所属するひたちなかYEGは最適であります。
本年度掲げたスローガンは「共感、共鳴、共動」であります。170人になった大きな単会が一つの価値観を理解し、個人の腹の底に留め置いてもらい共感を得ていく、個人個人が賛同し共に鳴り響き一つの輪を作り出したい、輪になったもの大切に磨き上げみんなで共に動いて達成していきたい。
そのような一年にしたいと考えております。
そのためには、五感を成長させることが不可欠と思い副題に「~五感の成長が、飛躍の道しるべ~」と付けさせていただきました。
物事を見極める目を養い(視覚)、周囲の情報に耳を傾け(聴覚)、本質と虚偽の匂いを嗅ぎ分け(嗅覚)、時流の分かれ目を感じる皮膚感覚を磨き(触覚)、どんなシーンにも対応できる舌を鍛える(味覚)。青年経済人としての五感を成長させた行き先には、ビジネスをはじめ様々なシーンにおいて力を発揮し、正しい価値観のもと、成果を上げることができると考えます。
やれる、やれない、できる、できないのような、A or B の選択に迷い、心を消耗させることがなく、「どうすればできるのか?」とプロセスを組み立てる者へYEGプログラムの実践と参加を通し、全員で成長していきたいと考えております。
青年経済人の個としての成長は、YEGの集団としての成長拡大へと繋がっていき、大変有益な要素になると考えております。私たちは地域の経済的発展の支えとなる重要な役割を、個として、集団として期待されており、ひたちなかの活性化において大きな貢献が出来ると私は思います。
私の大好きな言葉に、「時を守り、場を清め、礼を尽くす」という言葉があります。
時を守るとは、時間通りに動くことであり、相手を尊重することになります。それにより自分の信用を積み重ねることにもなります。
場を清めるとは、現場の掃除を怠らないこと。常に綺麗にしておくことで心を磨き謙虚になれます。
礼を尽くすとは、挨拶を忘れないこと。心を開き相手に近づくことになります。これをYEGに置き換えてみた場合、時を守るとは、言うまでもなく時間を守り、相手を尊重すること。
場を清めるとは、TPOを敏感に感じ、あるべき姿勢に正せること。
礼を尽くすとは、例会や事業を開催してくれた仲間に感謝をして、それに応える事。ということになります。
これらが体現できていると、より一層に実感できるのは、今持っている五感をさらに成長させたときだと思います。それらを経験できる一年となるように、精一杯の行動と思いを皆様のために情熱をもって、第12代会長として汗をかいて務めさせていきたいと考えております。自分一人では何も出来ない事は分かっています。会員の皆様と一緒になって、共に感じ、共に鳴り響き、共に動いて、次代の地域、次代の日本に繋がる組織へと団結を持って、ひたちなかYEGをさらに発展させていきましょう!
ひたちなか商工会議所青年部
第12代会長 矢口寿秀
目標
- 例会、事業、会議の定刻開始・定刻終了(総務運営)
- 県内外YEGとの幅広い人脈づくりと連携強化(対外交流渉外)
- 社会人としての教養を高める(会員力増進)
- 活動の情報発信と共有(メディア広報)
- 研修・研鑽による経営基盤の強化(ビジネスパワーアップ)
- YEG組織の強化と成長ビジョンの探求(未来創造プロジェクト)
- 新入会員の拡充と定着(会員拡大)
- 研修・研鑚による経営者としての資質向上(経営者資質向上)
- 会員同士の交流と親睦活性(会員親睦活性化)
- 地域事業への参画・参加による地域振興(地域活性交流局)
基本日程
種別 | 対象 | 日時 |
---|---|---|
例会 | 全会員 | 毎月1回20時~22時 |
三役会 | 三役 | 毎月5日20時~22時 |
役員会 | 役員 | 毎月20日20時~22時 |
委員会 | 総務運営委員会 | 毎月5日・20日19時~20時 |
対外交流渉外委員会 | 第4月曜日20時~22時 | |
会員力増進委員会 | 最終週月曜日20時~22時 | |
メディア広報委員会 | 第4木曜日20時~22時 | |
ビジネスパワーアップ委員会 | 最終金曜日20時~22時 | |
未来創造プロジェクト委員会 | 第4水曜日20時~22時 | |
会員拡大委員会 | 第4火曜日20時~22時 | |
経営者資質向上委員会 | 最終月曜日20時~22時 | |
会員親睦活性化委員会 | 第4火曜日20時~22時 | |
地域活性交流局 | 地域活性交流局 | 25日20時~22時 |
ブロック | 佐和ブロック | 第1火曜日20時~22時 |
勝田ブロック | 第3水曜日20時~22時 | |
湊ブロック | 単会例会翌週月曜日20時~22時 |
副会長兼専務理事 川崎祐介(総務運営委員会、対外交流渉外委員会担当)
Yusuke Kawasaki / Executive Vice President & Executive director
本年度、矢口寿秀会長の下、副会長兼専務理事を務めさせていただくことになりました。私自身、初めての副会長であり、専務理事という大役を担うにあたり、少々不安を感じながらも私なりに精一杯頑張っていく所存です。
担当委員会として、総務運営委員会ならびに対外交流渉外委員会の両委員会を円滑に運営すべく、裏方として精一杯バックアップしていきたいと考えております。その中において、委員会メンバーが「例会や事業の企画から開催までのプロセスの大切さ」を実感し学ぶことができる環境づくりに専念していきます。
仲間と共に勉強し、仲間と共に笑い合い、仲間と共に成長し、地域の発展に寄与する。これこそが私の大好きなひたちなかYEGです。「共感、共鳴、共動~五感の成長が、飛躍の道しるべ~」というスローガンの下、一年間活動をすることで、ひたちなかYEGの結束を固めましょう。
一年間、至らぬ点も多々あるかと思いますが何卒ご協力のほど宜しくお願い致します。
副会長 石川誠浩(会員力増進委員会、メディア広報委員会担当)
Nobuhiro Ishikawa / Executive Vice President
ひたちなかYEGは、会員自らが自己研鑽を図ると共に、例会や事業などを通じて会員相互の親睦と人間関係の構築、さらに自社事業の発展と地域経済の振興を目指して活動しております。私たちは、十余年に渡り先輩諸兄により築いてこられた歴史と伝統に敬意を表し、ひたちなかYEGの会員であることに自覚と責任を持たなければなりません。そして、私たちの新しい創造を融合し情熱を携え全力で目標に挑戦することこそ、「豊かで住みよい活力ある地域経済社会の実現」に繋がると信じています。
矢口寿秀会長は所信において五感の成長と飛躍の重要性を説いています。まずは、己を律し「五感」を研ぎ澄まし、「利他の精神」を根底に据え、家庭や会社そして地域社会の方々に示し実践することで、青年経済人としての自己実現を図ります。さらに夢を語り合い未来へ挑戦できる環境創出にも注力します。そのためには会員相互の連携を促進し、会員同士が真摯に向き合い認め合うことが大切です。固い絆で結ばれ活気に満ち溢れたひたちなかYEGを目指し、スクラムを組み共に行動していきましょう。
平成27年度「会員力増進委員会」と「メディア広報委員会」を担当させていただきます。「会員力増進委員会」では、主に洞察力や行動力などに関して探求した例会を開催することにより、ひたちなかYEGの組織力の向上を目指して活動してまいります。「メディア広報委員会」では、私たちの存在価値や活動を、会員の皆さまをはじめ地域社会の皆さまへも広く深く伝わるために、多様なメディアを活用しタイムリーな情報を発信すると共に委員会の特性を活かした魅力溢れる例会を開催いたします。
高い志を持ち成長進化する多くの仲間と共に行動することこそが、ひたちなかYEGの存在価値を高め、私たちの愛する故郷ひたちなかが、さらなる発展を遂げる事が出来ると確信しています。
結びに、貴重な成長の機会をいただいたことに感謝すると共に、私自身のYEGに対する気持ちをさらに覚醒し自己成長に務め、組織全体に元気と勇気を与えると共に、この組織の次代を担う高い志を持ち故郷ひたちなかで活躍できる人財の育成にも努めます。さらに全てのものごとを多面的に捉え、「利他の精神」を根底に、この組織を牽引する仲間と共に、青年らしく謙虚に実践力を示すことで、矢口寿秀会長より託された役割を全うする決意をここに誓い一年間邁進いたします。
副会長 飛田達郎(ビジネスパワーアップ委員会、未来創造プロジェクト委員会担当)
Tatsuro Tobita / Executive Vice President
皆様にとって商工会議所青年部(以下YEG)とはどのようなところでしょうか?入会したメリットを最大限に感じていますか?
YEGは地域・世代を超えた仲間が結集し、思いや希望、時には悩みを共有し、青年経済人としての色々な経験や勉強が出来、地域の発展に貢献しながら会員事業所にとっても様々なチャンスや発見があります。
私は平成27年度ひたちなか商工会議所青年部副会長として、矢口寿秀会長をはじめとする執行部、委員会・会員の皆様とのパイプ役となり、皆様の貴重な時間に楽しく充実した青年部活動を送っていただけるようサポート・調整役に徹しながら活動して参る所存であります。今年度会長スローガンである『共感、共鳴、共動』を体現すべく会員相互の一体感を目指し五感を磨き研鑽に努めて参ります。
担当委員会であるビジネスパワーアップ委員会においては、昨今の社会情勢を踏まえつつも新たな視点で経営の可能性に迫り、皆様の役に立つ事業展開を考えております。また、未来創造プロジェクト委員会では、ひたちなかYEGとしての今後の可能性を追求し、会の発展・飛躍を通した会員個人・事業所・地域経済の成長を最終目標に、会員が一丸となるためのビジョンを打ち出して行きたいと考えております。
副会長として担当委員会はもとより、会全体として魅力ある例会や事業を行えるよう役に徹しながら、ひたちなかYEGと会員の皆様にとってこの輝ける平成27年度が有意義な時間となりますよう尽力いたしますので、どうぞよろしくお願い致します。
副会長 日詰治(会員拡大委員会、経営者資質向上委員会担当)
Osamu Hizume / Executive Vice President
この度、矢口寿秀会長のもとで副会長を務めることになりました。
「夢に挑む・地域を愛し日本を愛する・連帯の証となる」というYEG宣言のもと、この地において諸先輩方が着実に積み上げてきた独自の活動と成果に恥じぬよう精一杯がんばっていく所存です。私は日々いくつかの飲食店を経営する立場でありますがその現場において、矢口寿秀会長が本年度のスローガンとして掲げる、五感を成長させ「共感、共鳴、共動」していくことの重要性を実感しているところです。
この理念を普及させるべく矢口寿秀会長を陰ながらお支えてしていけるよう努めてまいります。
私が担当させていただく本年度から新たにスタートした「経営者資質向上委員会」そして「会員拡大委員会」では、まさにそれが試される場、機会であると捉え、皆さまのご知恵・ご協力をいただきながら充実を図ってまいります。
初めて副会長としてスタートする私ゆえ、至らない点も多々あるかと思いますが、YEG活動の充実と地域の発展のため皆さまご協力の程宜しくお願い致します。
副会長 堀川宗愛(会員親睦活性化委員会担当)
Muneyoshi Horikawa / Executive Vice President
本年度、矢口寿秀会長の下、副会長を務めさせていただくことになりました。はじめての副会長という役職に少々重責を感じておりますが、精一杯頑張ります。
矢口寿秀会長のスローガン「共感、共鳴、共動~五感の成長が、飛躍の道しるべ~」を念頭に一年間、共に感じ、共に鳴り響き、共に動いて、共に笑い合える青年部活動を心がけていきたいと思います。
担当委員会は会員親睦活性化委員会です。会員も増え、よりメンバー同士の親睦が重要になると思います。委員長・委員会と力を合わせ会員の皆様が楽しいと思える例会や事業を考えて行きたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。
役員
任期:平成27年4月1日~平成28年3月31日
No. | 役職名 | 担当 | 氏名 | 備考 |
---|---|---|---|---|
01 | 会長 | - | 矢口寿秀 | 県青連出向(理事) |
02 | 直前会長 | - | 佐藤昭夫 | 県青連出向(副会長) |
03 | 副会長 | 会員力増進委員会 メディア広報委員会 |
石川誠浩 | 県青連出向(理事) |
04 | 副会長 | ビジネスパワーアップ委員会 未来創造プロジェクト委員会 |
飛田達郎 | 関東ブロック出向 (スクラム推進委員会) 県青連出向(理事) |
05 | 副会長 | 会員親睦活性化委員会 | 堀川宗愛 | - |
06 | 副会長 | 会員拡大委員会 経営者資質向上委員会 |
日詰治 | 県青連出向 (YEGネットワーク委員会) |
07 | 副会長兼 専務理事 |
総務運営委員会 対外交流渉外委員会 |
川崎祐介 | - |
08 | 監事 | - | 坂本哲也 | - |
09 | 監事 | - | 櫻井邦行 | - |
10 | 監事 | - | 鈴木光成 | - |
11 | 理事 | 総務運営委員会 委員長 |
西野淳也 | 県青連出向 (地域交流茨城活性化委員会) |
12 | 理事 | 総務運営委員会 副委員長 |
小山田匡孝 | - |
13 | 理事 | 総務運営委員会 副委員長 |
野別英明 | - |
14 | 理事 | 対外交流渉外委員会 委員長 |
磯﨑拓紀 | 県青連出向 (YEGネットワーク委員会) |
15 | 理事 | 対外交流渉外委員会 副委員長 |
小野瀬友紀 | - |
16 | 理事 | 会員力増進委員会 委員長 |
白土康志 | - |
17 | 理事 | 会員力増進委員会 副委員長 |
奥山遼平 | - |
18 | 理事 | 会員力増進委員会 副委員長 |
萩谷樹莉 | - |
19 | 理事 | メディア広報委員会 委員長 |
後藤光夫 | - |
20 | 理事 | メディア広報委員会 副委員長 |
沼尻能幸 | 県青連出向 (地域交流茨城活性化委員会) |
21 | 理事 | ビジネスパワーアップ委員会 委員長 |
鈴木道生 | - |
22 | 理事 | ビジネスパワーアップ委員会 副委員長 |
大高雅哉 | - |
23 | 理事 | 未来創造プロジェクト委員会 委員長 |
鴨志田友也 | - |
24 | 理事 | 未来創造プロジェクト委員会 副委員長 |
馬場先秀之 | - |
25 | 理事 | 会員拡大委員会 委員長 |
関口隆一 | 県青連出向 (YEGネットワーク委員会) |
26 | 理事 | 会員拡大委員会 副委員長 |
廣瀬広樹 | - |
27 | 理事 | 経営者資質向上委員会 委員長 |
清水久智 | - |
28 | 理事 | 経営者資質向上委員会 副委員長 |
関山壮一 | - |
29 | 理事 | 会員親睦活性化委員会 委員長 |
内田浩史 | - |
30 | 理事 | 会員親睦活性化委員会 副委員長 |
菊池光紘 | - |
31 | 理事 | - | 伊藤憲男 | 関東ブロック出向 (スクラム推進委員会) |
32 | 理事 | 地域活性交流局 局長 |
高田広 | 顧問、常議員出向 |
33 | 理事 | 佐和ブロック ブロック長兼 地域活性交流局 副局長 |
内山真人 | 副ブロック長 岡田泰士 副ブロック長 上久保正一 |
34 | 理事 | 勝田ブロック ブロック長兼 地域活性交流局 副局長 |
水村仁司 | 副ブロック長 安久正倫 副ブロック長 小沼道広 |
35 | 理事 | 湊ブロック ブロック長兼 地域活性交流局 副局長 |
藤咲英史 | 副ブロック長 河内直人 副ブロック長 坂本哲也 |
年間行事日程表
※2015年4月10日現在