ひたちなか商工会議所青年部 第21代会長 細谷潤一

（はじめに）
ひたちなか商工会議所青年部（以下、商工会議所青年部をYEGと称する）は平成16年に勝田商工会議所と那珂湊商工会議所が合併し誕生しました。YEGは「次代の地域経済を担う後継者の相互研鑽の場として、また青年経済人として資質向上と会員相互の交流を通じ、自企業の発展と豊かな地域経済社会を築くこと」を目的に活動しています。
そして令和6年度、ひたちなかYEGは設立20年という節目の年を経て新たなスタートを切る年となります。これまでのひたちなかYEGに情熱を注いでこられた先輩諸兄姉が築いた盤石なフィールド上で、我々が新たな挑戦に向けて活動できることに心より感謝いたします。
YEG活動には期限があり、その限られた時間の中で青年経済人として大きく成長ができるよう、YEG活動の本質を曇り無き眼で見定め「理想の自分像」を現実のものにしましょう。

（原点）
組織とは個々の力を結集し共通の目標や価値観に向かって協力するための仕組みです。それぞれのメンバーがスキルや知識を持ち寄り、協力して目標達成に向けて進んでいきましょう。そこで最も重要なことを忘れてはいけません。それは活動原点を共有することです。会議や例会などのYEG活動の際、幾度となく唱和、朗読してきた「YEG宣言」「綱領」「指針」これらを今一度読み解くことで組織運営が円滑に進み、組織力を最大限に発揮することができるのです。
YEG活動は一人ではできません。組織であることの強みを認識し、他を認め自分を信じ個人では経験できない大きな成功やイノベーションを体験しましょう。

（夢）
YEG活動への意欲は「夢」にあります。夢はまさに私たちの心のエネルギー源であり、行動目標を明確にしてくれます。夢を抱くことで私たちは何かを成し遂げるための強い意欲や情熱を感じることができ前向きに行動する力を得ることができます。その過程で得られる成果や達成感は私たちに充実感をもたらし、再び心に強いエネルギーを与えてくれるでしょう。
我々ひたちなかYEGが地域社会の先導者として活動していく為にも、一人ひとりが夢を持ち続け、エネルギッシュに光り輝かなくてはなりません。

（愛）
いつの世も未来を見据え行動した若者達が時代を変えてきました。その真っ只中にいる私たちは、愛する家族のため、愛する従業員とその家族のため、ひたちなか市の将来を担う地域の子供たちのために行動で示さねばなりません。YEG活動を通して培われた経験と精神は後世へと引き継がれます。まだ見ぬ将来のYEGメンバーのためにも愛すべきひたちなか市をより豊かで住みよい郷土としていきましょう。
YEGはその活動の基盤を地域に築いています。私たちの住み暮らすひたちなか市を愛し、その魅力を最大限に引き出すことで地域社会の発展に寄与していくことが私たちの責務であると信じています。

（連帯）
YEGは日本全国418の単会とのネットワークを活かして地域の枠を超えた活性化と機能強化に努めています。県やブロックなどへの出向や事業への参加を通し他単会のYEGメンバーと交流することで、異なる地域や業種での取り組み方、成功や失敗体験を学ぶことができます。これにより自身の視野が広がり、新たなアイデアや戦略を得ることができます。さらに、他単会との信頼関係が深まれば、お互いに助け合い共同の事業や大規模なコンベンションを成功させることもできます。
これからも単会だけに留まらずより多くのYEGメンバーとのネットワークを築き、お互いに刺激を受け合い自己成長の糧としましょう。共に歩む仲間たちとの連帯こそが、私たちの未来をより輝かせるものとなるでしょう。

（結びに）
令和6年度スローガンを『ヒトのチカラ ～輝く人間力が未来を切り拓く～』とさせていただきました。
情報技術や人工知能、仮想現実、DX化などの産業技術が、ビジネスのみならず一般生活の中にも当たり前に存在する今日、それらを利用する「人」にも道徳観や倫理観、協調性、周りに与える影響などを理解する洞察力が求められます。YEGが地域に根差した団体となり地域の先導者となる為には個々の人間力を磨き、そして団結しなくてはなりません。
令和13年度に茨城県にて開催される日本YEG全国大会の招致に向けて舵を切った私たちは、尊敬する先輩諸兄姉ですら経験したことのないステージへ新たな一歩を踏み出します。幾多の困難と喜びを経験できるこのチャンスをひたちなかYEGメンバー全員で掴むために、今以上にポジティブに人間力の強化に努めていきたいと思います。

人を動かし感動を与える事ができるのは突出した技術や合理的なルールではなく、「人間力」です。共に語らい、悩み、寄り添い、行動し、そして笑い合い、一緒に大きく成長しましょう。

副会長 菊池光紘（経営共創委員会担当）

令和6年度、細谷潤一会長のもと副会長を務めさせて頂くことになりました。

細谷会長が掲げるスローガン『ヒトのチカラ ～輝く人間力が未来を切り拓く～』に基づき、協調性を持ってしっかりと1年間邁進していきます。私はこれまで副会長を3回経験させて頂きました。たくさんの仲間に支えられ、楽しい経験や学びを得ることが出来ました。本年度は経営共創委員会を担当させて頂きます。木村委員長は初めての委員長となりますので、委員会が団結して青年部活動できるようサポートし、共に語らい、一緒に成長してまいりたいと思っております。

また、今年度はひたちなか商工会議所青年部設立20周年記念事業の実行委員長も仰せつかり、細谷会長をはじめ会員の皆様よりお力をお借りして、これからのひたちなかYEGに、明るいビジョンが見える企画を考えていく所存です。

皆様1年間どうぞ宜しくお願い致します。

副会長 中村将人（地域創造委員会担当）

令和6年度、私自身4回目となります副会長を務めさせていただくことになりました。青年部活動も10年を超え、引き続き自身の成長、自企業の成長を目指すとともに、本年度はひたちなかYEGの未来、後輩育成に今まで以上に注力してまいります。

近年は著しい気候変動や自然災害、感染症など、急激な環境の変化から我々を取り巻く経済状況や人付き合いの方法、さらには常識までも大きく様変わりしました。時代への順応を必要とする一方、改めて本質を理解し、吸収、消化することが必要だと考えます。

細谷潤一会長の掲げるスローガン『ヒトのチカラ ～輝く人間力が未来を切り拓く～』に共感、共鳴し青年部メンバーみんなで大きな一歩を踏み出すことが未来を切り拓くことにつながることを信じて活動に邁進していきます。

担当副会長として共に活動する地域創造委員会では県青連茨城YEG連携事業を担当させていただきます。ひたちなか市の特徴を活用し、楽しく学べる研鑽と交流から大きく成長できる事業の成功に向けて委員会メンバーと共に活動していく所存です。

共に成長できる1年間を期待しつつ、尽力いたしますので何卒宜しくお願い致します。

副会長 砂押亮（親睦交流委員会担当）

令和6年度、細谷潤一会長のもと副会長という大変責任のある立場を仰せつかり、身の引き締まる思いであります。

会長の掲げるスローガンのもとしっかりと会長を支えるとともに、単会全体を見据えて副会長として自分に出来る事、自分にしか出来ない事を常に見極めながら、それをしっかりと発信していけるよう努力してまいりたいと思います。

また担当委員会においても、委員長、副委員長をはじめ委員会のメンバー全員とのコミュニケーションをしっかりと取り、会長の思いが反映した、メンバーが心から楽しいと思え、参加人数をより向上させられるような内容の例会を設えられるようサポートしていきたいと考えております。不慣れな面も多々ございますが、精一杯尽力させて頂きますので1年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。

副会長 黒澤昌靖（情報発信委員会担当）

令和6年度、細谷潤一会長のもと副会長を務めさせていただくことになりました。副会長という大役を仰せつかり、その機会を与えて下さいました皆様に感謝を申し上げるとともに、この大役を重く受け止め、精一杯細谷会長をサポートしていく所存です。

今年度のスローガン『ヒトのチカラ ～輝く人間力が未来を切り拓く～』は、今のひたちなかYEGに必要な要素を多く含むスローガンとなっており、会員同士の信頼関係を築き人間力を高めていく年度にしていきたいと思います。

情報発信委員会の担当副会長として関根正太委員長はじめとする情報発信委員会メンバーと共に成長できるように、精一杯尽力させて頂く所存です。

会員の皆様が成長できるよう力を合わせ、みんなで楽しく活動していきましょう。

1年間、何卒宜しくお願い申し上げます。

副会長 川﨑泰裕（会員開発委員会担当）

令和6年度、細谷潤一会長のもと副会長を仰せつかりました。

昨年の日本YEG出向で培ったチカラを今年度しっかりと単会に落とし込みたいと思います。

細谷会長のスローガン『ヒトのチカラ ～輝く人間力が未来を切り拓く～』のもと、会員開発委員会で共に活動させていただきます。

私たちひたちなかYEGには、全国大会招致という新しい目標ができ、ひたちなかYEG一人ひとりの成長、会としての成長が必要な時となりました。メンバーが成長することで会全体の成長にも繋がります。新規会員の発掘や、メンバーのフォローアップ、入会時のアプローチ方法の確立など細谷会長の想いを実現すべく、会員開発委員会の担当副会長として大関委員長と共に、ひたちなかYEGのチカラをしっかり向上させ、全力で委員会メンバーのサポートをさせていただきます。

どうぞ1年間宜しくお願い致します。